
Shopifyでうちがやらかした7つ。全部、後から気づきました
セールの日に割引が効いていなかった。売り切れの商品が勝手に売られていた。誕生月クーポンが1か月まるごと出ていなかった。どれも自分では気づけず、お客さんかスタッフに言われて分かりました。同じ穴に落ちる人が減るように書きます。
Shopifyでネットショップをやっています。ここに書くのは全部、実際にうちで起きたことです。共通しているのはどれも自分では気づけなかったこと。お客さんかスタッフに言われて初めて分かりました。
1. 売り切れの商品が、勝手に「販売中」に戻っていた
売り切れで非公開にしていた商品が、いつのまにか販売中に戻っていました。そこに自動の再入荷ポストが反応して、Xで「再入荷しました」と流れた。買ってくださったお客さんに「すみません、売り切れでした」と連絡するしかありませんでした。
犯人はShopifyの商品履歴に残っていて、変更したアプリの名前で一発で分かりました。在庫の整理をするツールが、ついでに公開状態まで変えていた。
対策:在庫を触るツールに、公開・非公開は触らせない。権限を分けられるなら分ける。
2. 割引が1つしか効かないカートがあった
セール品と通常品が混ざったカートで、自動割引が1つしか適用されませんでした。お客さんからすると「クーポンが効いてない」に見えます。
Shopifyは自動割引を1つのカートに1つしか重ねられません。セール価格と会員割引を同時にやろうとすると、どちらかが消える。
対策:割引の設計を1本にする。重ねたいなら、値段そのものを変えるか、コードを使うか。あとはカートに注記を出す。「この組み合わせでは割引が1つになります」と書いておくだけで、問い合わせが減りました。
3. 誕生月の割引が、1か月まるごと出ていなかった
誕生月のお客さんに割引を出す仕組みを作っていました。ある月、対象者が1人も入っていませんでした。自動で切り替わるはずのセグメントが、その月だけ回っていなかった。
気づいたのは翌月。その月に誕生日だった人には、何も届いていません。取り返しがつかない。
対策:自動で回るものほど、回ったことを確認する。うちは毎月1日に「今月の対象者は何人か」を自分に通知するようにしました。0人なら異常だと分かります。
4. セール品が、セールが終わっても安いままだった
セールが終わったのに、一部の商品が安いままでした。セール用のコレクションが2つあって、片方だけ解除していた。
しかも、終わったはずのセール品が後日また出てくることがありました。値段を戻す作業と、コレクションから外す作業が別々だったからです。
対策:セールの終わり方を手順にする。①値段を戻す ②コレクションから外す ③タグを外す ④サイトで実際に値段を見る。④まで入れないと終わりません。
5. 新着の並び順が、手で並べたまま固まっていた
「NEW ITEMS」のコレクションが、いつのまにか手動の並び順になっていました。新しく入れた商品が一番下に行く。新着なのに。
一度でも手でドラッグして並べ替えると、自動の並び順が解除されます。それに気づかないまま何週間か経っていました。
対策:新着コレクションの並び順は定期的に見る。「新しい順」になっているか。
6. レジで検索しても、商品が出てこない
店頭のレジで、商品名を打っても出てこないものがありました。Shopify POSの検索は、名前の途中の言葉では引っかからないことがあります。
スタッフからは「壊れてる」としか見えません。レジ前でお客さんを待たせます。
対策:商品名の付け方を先に決める。スタッフがレジで打つ言葉を、名前の頭のほうに入れる。
7. 店に在庫があるのに、サイトは売り切れだった
入荷した分を、店頭の置き場所に入れてしまった日がありました。通販の置き場所はゼロのまま。店には積んであるのに、サイトは全部SOLD OUT。
Shopifyは在庫を置き場所ごとに持つので、分けられるのは利点です。ただ間違えると、その場所には1個も無いことになります。
対策:入荷のとき、どの場所に入れるか声に出す。あとは「店に在庫があるのにサイトが売り切れ」を定期的に洗い出す。レジを移したときの話にも書きました。
7つに共通していたこと
全部、自動で動くものが、黙って止まるか、黙って余計なことをした結果です。動いているときは何も言わないので、止まっても気づけない。
だからうちは、自動の仕組みに「動いた」を報告させるようにしました。毎朝、昨日の数字が自分に届く。0件なら何かおかしいと分かる。
自動化は楽になりますが、楽になった分だけ見なくなります。見なくなったところで事故が起きる。これが7回やらかして分かったことです。
