
在庫を入れたのに通販だけ売り切れ。Shopifyのロケーションで2回やらかしました
複製で作った商品が出した瞬間から売り切れ。在庫を足しても売り切れが消えない。どちらもロケーションでした。合計の在庫数を見ているかぎり気づけません。うちが落ちた2つの穴と、切り分けのしかたを書きます。
Shopifyで、店とネットショップの両方をやっています。在庫は同じ商品を両方で売るので、管理画面のロケーションを分けています。そこで2回続けて同じ穴に落ちました。どちらも「在庫は入っているのに、通販だけ売り切れのまま」です。
1回目:複製で作った商品が、出した瞬間から売り切れだった
お宝市用に、既存の商品を複製して4点作りました。在庫も1ずつ入れた。なのに通販のページでは最初からSOLD OUT。4点のうち1点だけは普通に買えました。
商品番号を付け替えたせいかと思って、そこを疑って時間を使いました。関係ありませんでした。
真因はこれです。複製で作った商品は、複製元がアクティブにしているロケーションだけを引き継ぎます。複製元が通販のロケーションに登録されていないと、子も店頭にしか在庫が付かない。通販の販売可能数は0のままです。
1点だけ買えたのは、その1点の複製元が、たまたま通販側にも居たからでした。
2回目:在庫を入れ直しても、売り切れが消えなかった
別の日、通販で売り切れた商品に在庫を足しました。それでもSOLD OUTが消えない。足した数は管理画面にちゃんと出ています。
入れた先が店頭のロケーションでした。店頭に何点あっても、通販では売れません。
やっかいなのは、商品一覧に出る「在庫数」が店頭と通販の合計だということです。合計が10と出ていても、中身が「店頭10・通販0」なら、通販は売り切れです。画面の数字を見ているかぎり気づけません。
なぜ起きるか
「フルフィルメント可能な在庫のみを表示する」という設定があります。これをONにして、店頭のロケーションを「オンライン注文に使わない」にしていると、店頭の在庫はネットショップから見えなくなります。
これ自体は正しい設定です。店に1点しかない服が通販でも売れてしまうと、どちらかのお客さんに謝ることになる。分けるのは必要です。ただ分けた瞬間から、在庫を入れる場所を間違えると黙って売れなくなります。
切り分けのしかた
うちはこの2つを突き合わせています。
ひとつは、公開ページの在庫を直接見る方法です。商品ページのURLの末尾に .js を付けると、その商品が今ネットショップで買える状態かどうかが available という項目で返ってきます。ブラウザのアドレス欄に入れるだけで見られます。
もうひとつは、管理画面でその商品のバリエーションを開いて、ロケーションごとの数を見ることです。一覧の合計ではなく、行ごとの数を見ます。
合計が0より多いのに available が false なら、ほぼこれです。
うちがやった対策
在庫を入れるときは、必ず通販側の行に入れる。店頭の行はレジ専用だと決めました。
それでも人は間違えるので、見張りを足しました。在庫が増えたのに公開ページが売り切れのままなら、その場で知らせる仕組みです。うちの場合は同じ状態の商品が220件見つかりました。全部が事故ではなく、意図してそうしているものも混ざっていましたが、数えてみるまで分かりませんでした。
これから在庫を分ける人へ
分けること自体はおすすめします。実店舗があるなら、売り違いの謝罪のほうがずっと高くつきます。
ただ、分けた日に既存の商品が全部きちんと両方のロケーションに登録されているかを一度数えてください。うちはそれをやらずに分けて、あとから1件ずつ気づく羽目になりました。
それと、複製で商品を作る運用があるなら、複製元を1つ決めて、それが両方のロケーションに登録されていることを確かめておくと事故が減ります。
